CHN719(日本先行発売)

爆発的な販売で生産が追い付かないCHN519を見ていて、『10㎝口径のドライバーを開発すれば40Hz台がしっかりと再生される本格的なサウンドがあのハイコンプライアンスの519の発展バージョンとして楽しめるのだが...』という思いが私の中で育まれていました。その気持ちを抑えられずにコロナ明け22年3月のMarkaudioミーティングで提案し了解されたのがこのモデルです。
24年3月にマスプロダクションが完了しその特性についてヨーロッパに居るMark FenlonやScott 博士が『特性が良すぎる』と言う返事で日本で先行発売となりました。



Markaudioの同サイズで最も柔らかいサスペンション
この強力マグネットにCMS1.3mm/Nと言うMarkaudio7サイズで最も柔らかいサスペンションは音を鳴らす前から良い音が期待できます。

強力マグネット Qts:0.497とMMD:3.8 gのコンビネーション

ダブルマグネットによるダンプ能力はQts:0.5を切っています。MMD3.8 の超軽量ムービングマスを強力にドライブします。

NC7Kitに装着可能(アダプターが必要です)
Markaudioの工場からマスプロダクションのサンプルが届きましたので早速NC7Kitに装着して音出しテストです。第1印象はダンパーレスに似たひずみ感の全くない低音の美しさです。柔らかく、しかし締りのある何とも言えない再生音が印象的です。

T/Sパラメーター

・FS : 68.50Hz
・RE : 5.4Ω
・VAS :4.72L
・CMS:1.34㎜/N
・QTS : 0.497
・SPL : 86.1 dB
・MMS :4.03g
・MMD :3.83 g
・x-Max : 4.5mm
・Max pwr : 20w nom












取付図面